vimエディタ・スターターマニュアル #1 (ドキュメントの表記)
vimエディタをはじめて扱う人が、だましだましvimエディタでの作業を開始できるようにするための、チュートリアルよりも小さな、しかし必要な情報は盛り込んだ、最小のユーザマニュアルを目指して作成したドキュメントです。 このページでは、 ドキュメントの表記について 扱います。 (Windows, Mac)
ドキュメントの表記について
同時押し
このドキュメントで出てくる次の表記は、複数のキーの同時押しを表現しています。
表記 | 説明 |
---|---|
<S-...> | Shift キーとの同時押し |
<C-...> | Control キーとの同時押し |
<M-...> | Alt キー、もしくは Meta キーとの同時押し |
<A-...> | Alt キー、もしくは Meta キーとの同時押し |
<D-...> | Command キーとの同時押し(Mac OSX環境) |
例えば、「<C-r>」と表記された場合は、
Control キーと r キーを同時押しすることを表現している、
とお考えください。
** Controlキーを押しながら、rキーを押す** <C-r>
制御文字、ファンクションキーの表記
このドキュメントでは、制御文字、ファンクションキーは、次のように表記されています。
表記 | キー |
---|---|
<ESC> | ESC キー |
<Tab> | Tab キー |
<CR> | Enter キー、 Return キーどちらか |
<Enter> | Enter キー |
<F1> | F1 キー |
<F2> | F2 キー |
<F3> | F3 キー |
<F...> | 「F...」キー |
コマンド入力の省略
vimエディタには、コマンドと呼ばれる機能があります。
vimエディタのコマンドの説明で、次のようにコマンド入力の一部に[ ]が付いていた場合、
[ ]内の部分のコマンド入力は省略しても良いことを表現しています。
" コマンドの説明の例。 :e[dit]
例えば、上のコマンド説明の例 :e[dit] の場合(↑)、
- :edit
- :e
のどちらを入力しても、vimエディタの :edit コマンドを実行できる、ということになります。
状況にあわせて読み替える値
vimエディタのコマンドの説明で、次のようにコマンド入力の一部に{ }が付いていた場合、
{ }内の部分のコマンド入力を、{ }内の説明に応じて、読み替えてください。
" コマンドの説明の例。 :edit {読み込むファイル}
例えば、上のコマンド説明の例「:edit {読み込むファイル}」の場合(↑)、
{読み込むファイル}を、実際に読み込むファイルの名称と置き換えます。