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PCに昨日初めてさわった人でもわかるgvim超々入門 (Windows、vim6)

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 12時00分

gvim version 6 のインストール方法を扱った記事です。Windows用。 (Windows)

gvimの入手

まずソフトウエアを入手しましょう。
KaoriYa.net というサイトで、 KoRoNさん という方がWindows用のgvimを配布されています。

KaoriYa.net の 「→Windows用 gvim 6.#.### ダウンロード」というリンクをクリックしてください。

Windowsのブラウザのインターネットエクスプローラーだと、次のようなダイアログが立ちあがります。
「保存 (S)」ボタンを押しましょう。

ダウンロードダイアログ

「保存 (S)」ボタンを押すと、ダウンロードして保存するファイル名とダウンロード先を指定するダイアログが出ます。
「保存場所」に困ったら「デスクトップ」に保存してください。ファイル名は変更しない方が良いと思います。

ダウンロード先ダイアログ

↑ 上で「保存 (S)」を押すと、ダウンロードが始まります。

ダウンロード中

圧縮ファイルの解凍

ダウンロードしたファイルは圧縮ファイルという形式のファイルです。
圧縮ファイルがどういうものであるかは説明しませんが、このままでは利用できないので、
解凍ソフトというアプリケーションを使用して、この圧縮ファイルを解凍します。

まず、解凍ツールを手に入れましょう。誰でも簡単に扱えそうな解凍ツールを探してみました。 → 「 解凍レンジ
ここでは、このソフトを使用することにします。他の解凍ツールでも構いません。

解凍レンジをインストールします。 ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックすると、インストール用のダイアログが表示されます。
「デスクトップにショートカットを作成(D)」にはチェックを入れて、「インストール実行」をクリックしてください。

EasyRangeインストール

デスクトップには、gvimの圧縮ファイル(中央)と、解凍ツール(右および、左)があります。

デスクトップ

gvimの圧縮ファイルを解凍ツールにドラッグアンドドロップしてください。 「解凍レンジ」であれば、このような画面が表示されます。

解凍ダイアログ

「全て解凍」を選択します。 メーターと共に、圧縮ファイルが解凍される様子がわかります。

解凍中

解凍後はこの状態になります。
左から2番目、上から2番目の「gvim.exe」というのがアプリケーションの実行ファイルです。
(「フォルダオプションの表示」の項目で、拡張子を表示できる状態にしておいてください。)

圧縮ファイル解凍後

インストール

gvimのインストール前に、他に必要なものがいくつかあるので、 そちらを先に解決します。

libiconv

「libiconv」は漢字コードの変換を行うライブラリです。 国や言語を問わずに、あらゆるエンコーディングセットを相互変換することを目的としています。
このライブラリを入手、インストールします。

KaoriYa.net のサイトに行き、 「iconv-#.#-dll →iconv-#.# DLLダウンロード」をクリックして、 「libiconv」をダウンロードしてください。

ここでダウンロードしたファイルも圧縮ファイルです。 先ほどと同じように解凍します。

iconvの解凍

必要なのは「iconv.dll」というファイルです。
このファイルを、OSはCドライブにインストールされていると仮定した場合、
Windows 95/98/Meなら、C:\WINDOWS\SYSTEM に、
Windows NT/2000/XPなら、C:\WINNT\SYSTEM32 に、
コピーします。

下の画像は、C:\WINDOWS\SYSTEMにコピーしているところです。

C:\\WINDOWS\\SYSTEM

コピーするディレクトリまでは、「エクスプローラ」というアプリケーションを使って、移動します。

NetUpVim

「NetUpVim」は香り屋で配布しているgvimを最新のバージョンにアップデータとするツールです。 このアプリケーションも必要です。
このアプリケーションもやはり、gvimをダウンロードした KaoriYa.net に置いてあります。

「NetUpVim →Windows用 NetUpVim 1.#ダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
ここでダウンロードしたファイルも圧縮ファイルなので、やはり解凍します。

NetUpVimの解凍

圧縮ファイルを解凍したらこの中身のファイルを全て、gvimの解凍ディレクトリにコピーします。
↓このディレクトリに、NetUpVimの解凍後の中身のファイルを入れます。

圧縮ファイル解凍後

コピーしたら、そのコピーした方の「netupvim.exeファイル」をダブルクリックして、 gvimをアップデートします。

NetUpVim起動

ここで、「はい」を選択すると、アップデートし始めます。 もちろん、「はい」を選択します。

Update中

gvimをアップデートしています。

確認

このような確認のダイアログが何度か出てきますが、 全て、「はい」を選択すれば良いでしょう。

終了

これで、NetUpVimによるgvimのアップデートは終了です。
このNetUpVimによるgvimのアップデートは、今後も時々は行う必要があります。

gvim

ここまでたどり着いたら、gvim.exeのアイコンをダブルクリックしてみましょう。

gvimアイコン

初めてWindows版gvimを起動する時は、 次のようなダイアログが表示されると思います。
レジストリにgvimを登録します。「はい(Y)」を選択してください。

レジストリ登録

レジストリ登録完了

下のような画面が表示されましたか?
表示されたらgvimのインストールは完了です。

gvim最初の画面

ここで一旦、gvimは終了させておきます。

gvimのフォルダは名前を短く変更して(vimなど)、 アクセスしやすいディレクトリ(C:\など)に移動させておくと良いでしょう。
デスクトップにgvimのショートカットがあると、便利かもしれません。

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