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新しくフォントをインストールしてVimエディタから利用する。

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時57分

文字の見やすさは作業の効率と、目の疲労に少なくない影響を与えます。 この記事では、新規にコーディング向きのフォントをインストールして、 GUI版のVimエディタで利用する方法を紹介します。 (Windows, Mac)

概要

文字の見やすさは作業の効率と、目の疲労に少なくない影響を与えます。
この記事では、新規にコーディング向きのフォントをインストールして、 GUI版のVimエディタで利用する方法を紹介します。

どのようなフォントがあるか

どのようなフォントが利用できるでしょうか。3つほど選んで紹介いたします。

M+ と IPAフォントの合成フォント

非常に見やすく綺麗なフォントであるため、お奨めです。
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/

# image

Osakaフォント

主に、Mac OSXで利用されているフォントで、大変人気があります。

システムへのフォントをインストール

Windows

Windowsでフォントをインストールするには、 インストールしたいフォントファイルをフォントディレクトリにコピーします。

コントロールパネル
    → (クラシック表示)→ フォントフォルダにフォントファイルをコピー
フォントディレクトリ

Mac OSX

Mac OSXでフォントをインストールするなら、 フォントファイルをダブルクリックしてフォント情報のウィンドウを表示し、 「フォントをインストール」ボタンを押下するのが最も手軽でしょう。

フォントファイルをダブルクリック → フォントをインストール
フォントファイルをダブルクリック

フォントの設定

適切なフォントの設定を探す

フォントをシステムにインストールしたら「:set guifont=*」コマンドか、 メニューからフォントの設定ダイアログを立ち上げて、ベストのフォント、フォントサイズの設定を決めます。

" フォントの設定ダイアログを開く
:set guifont=*
コマンド入力 フォント設定ウィンドウ 起動した設定ダイアログ

フォント名を調べる

使うべきフォントを決めたら、次のコマンドで現在のフォントの設定を確認します。

" フォントの名前を表示
:set guifont
コマンド入力 フォント名を表示

Vimエディタ設定ファイルでguifontを設定する

先ほど調べたフォントの設定を、Vimエディタの設定ファイルで指定すれば、 設定したフォントをVimエディタ上で利用できるようになります。
例えば、次のようにVimエディタの設定ファイルに記述します。

" フォントの設定
:set guifont=M+2VM+IPAGcircleRegular:h16

Note

フォントの設定に、空白スペース、コンマ、\が入るときは、
「\」でそれら文字をエスケープします。

コーディング用途であれば、どのようなフォントを使うべきか

このページで紹介している以外のフォントを自分で探す場合、どのようなフォントを探すべきでしょうか。 Vimエディタで使うコーディング用のフォントを探すのであれば、次のポイントに注意して決めてみてください。

  • 等幅フォントであること。
  • 文字が見やすいこと。
  • 紛らわしい文字がないこと。
  • 見た目の美しいフォントであること
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