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minibufexpl.vim : タブエディタ風にバッファ管理ウィンドウを表示

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時52分
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現在開いているバッファのリストを、 画面上部の小さなウィンドウで表示するスクリプトです。 このスクリプトを使用すると、タブエディタのようにvimエディタを 使用することが出来るようになります。 (Windows, Mac)

概要

minibufexpl.vim : Elegant buffer explorer - takes very little screen space
http://www.vim.org/script.php?script_id=159

プログラミングしていると(それ以外でも)、 どうしても複数のファイルを同時に操作することが多くなります。
そんな時、複数のファイルを素早く切り替えながら、 コーディングできるととても便利です。
このスクリプトはタブエディタのような環境を提供してくれる、 大変有用なスクリプトです。

インストール方法

入手した minibufexpl.vim を
pluginディレクトリにコピーしてください。

ファイル URL
minibufexpl.vim http://www.vim.org/script.php?script_id=159

次に、設定ファイル_vimrc、もしくは.vimrcに
下の設定を書き加えてください。

:let g:miniBufExplMapWindowNavVim = 1
:let g:miniBufExplMapWindowNavArrows = 1
:let g:miniBufExplMapCTabSwitchBuffs = 1

使用方法

ファイルの選択

複数のファイルを gvim で開くと、
エディタ上部に自動的にファイル名の並びが現れます。

スクリーンショット

タブで表示されているファイル名をEnterキーか、マウスで選択すると、 作業ファイルを指定のファイルに切りかえられます。

カーソルの移動

ウィンドウ間のカーソルの移動には、下のコマンドを使用します。

Ctr-w k (上のウィンドウに移動)
Ctr-w j (下のウィンドウに移動)

バッファエクスプローラーのウィンドウでは、Tabキーを押すごとにカーソルが次のファイル名まで移動します。 Shiftキーを押しながらTabキーを押した場合は、逆方向にカーソルが移動します。

バッファのエクスプローラーからの削除

もし、エクスプローラー上のファイル数が多くなってきた時は、
エクスプローラーのファイル名の上で

d

と入力するか、

削除したいバッファを開いた状態で下のコマンドを入力すると、
エクスプローラーで管理しているファイルを減らすことができます。

:bd

注意事項など

このスクリプトを使用しなくても、Vimエディタでは複数バッファの編集が可能です。
Vimエディタでは複数ファイルを開いた時、カレントのウインドウに表示されている以外の ファイルの情報も消さずに保存しているので、
下のコマンドでそれらの各バッファ間を移動することができます。

:b Tab
(:b を入力した後、スペース + Tab)
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