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bufferlist.vim : シンプルで軽量なバッファ管理マネージャ

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時49分
— カテゴリ:

シンプルで使い易いバッファ一覧表示プラグインです。 エディタのウィンドウの左側にバッファのリストを表示できます。 (Windows, Mac)

概要

bufferlist.vim : simple, fast, and slick non-disturbing buffer list
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=1325

シンプルで使い易いバッファ一覧表示プラグインです。
エディタのウィンドウの左側にバッファのリストを表示できます。

バッファの一覧を表示

GUI版のvimエディタを使用している場合は、 マウスでバッファを選択することもできます。

インストール方法

スクリプト をダウンロードしてから、
pluginディレクトリに、そのファイルをコピーしてください。

次に、バッファの一覧を開くファンクションBufferList()を呼び出すためのキーマップを、 vimエディタの設定ファイルに設定します。
下のような設定をvimエディタの設定ファイル .vimrc (_vimrc) に追加してください。

:map <silent> バッファの一覧を開くキー :call BufferList()<CR>

例えば、F3キーを押した時にバッファの一覧を表示したければ、

" F3キーを押した時にバッファの一覧を開く
:map <silent> <F3> :call BufferList()<CR>

Ctrl-Tを押した時にバッファの一覧を表示したければ、

" Ctrl-Tを押した時にバッファの一覧を開く
:map <silent> <C-T> :call BufferList()<CR>

と、設定します。

ファイル URL
bufferlist.vim http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=1325

使用方法

上の インストール方法 で設定したキーを入力すると、 バッファのリストが左ウィンドウに表示されます。

バッファの一覧を表示

バッファの一覧では、ファイル名の上でエンターキーを押すか、 ファイル名をマウスでクリックすれば、 そのファイルを開くことができます。

操作 説明
q バッファのリストを表示しているウィンドウを閉じます。
Enter カーソル下のバッファを開きます。

設定

バッファのリストの表示の幅を調節する設定が用意されています。
vimエディタの設定ファイルに、下の設定を書き込むと、 バッファのウィンドウの幅が変更されます。

設定, 説明" 設定例  
BufferListWidth バッファのリストの最小の幅。 :let g:BufferListWidth = 25
BufferListMaxWidth バッファのリストの最大の幅。バッファのファイルPATHが長い場合は、この長さまではウィンドウ幅が広がります。 :let g:BufferListMaxWidth = 50

注意事項など

現在のバージョンでは、このプラグインでバッファの一覧を開くと、
レジスタの「"」に入れられた値が消失してしまうようです。
(2005/08/28)

このため、例えば、あるバッファからあるバッファへと文章をコピーペースする時に、
ペーストで文字列を貼付けられない、という状況が発生します。

このプラグインを使用している時に、
あるバッファからあるバッファへと文字列をコピーしたい場合は、
クリップボードを使うなり、他のレジスタを使うなりしてください。

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