パーソナルツール

Package Maker #1 (インストーラー作成までの流れ)

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 12時16分

「Package Maker」は、 Mac OSX用のアプリケーションのインストーラーを作成するためのアプリケーションです。 この記事では「Package Maker」でインストーラ作成するまでのフローを説明します。 (Mac)

概要

「Package Maker」は、 Mac OSX用のアプリケーションのインストーラーを作成するためのアプリケーションです。
この記事では「Package Maker」でインストーラ作成するまでのフローを説明します。

「Package Maker」はどこにあるのか

「Package Maker」アプリケーションは、 デベロッパーツールをインストールすると、 「/Developer/Applications/Utilities」ディレクトリに用意されます。
「Package Maker」を使うには、まず、 デベロッパーツールをインストールしてください。

Package Makerディレクトリ

「Package Maker」の各画面の紹介

Descriptionタブ

Descriptionタブでは、 パッケージの名前と情報を入力します。

Package Maker descriptionタブ

Filesタブ

Filesタブで選択したディレクトリ以下のファイルが パッケージでインストールされます。

Package Maker filesタブ

Resourcesタブ

Resourcesタブではインストール時に実行したいスクリプトを入れたディレクトリを指定します。
ここで指定したディレクトリに、例えば、 「postinstall」という名前のシェルスクリプトファイルを入れておくと、 そのスクリプトはインストール時に実行されます。
アンインストール用パッケージの作成にも、このディレクトリ (と、そのディレクトリに入れたスクリプト)を使います。

Package Maker resourceタブ

Infoタブ

Infoタブではインストール先の情報を入力します。
このタブで、どこにアプリケーションをインストールするか、 ルート権限の認証は必要かどうか、などを指定します。

Package Maker infoタブ

Versionタブ

Versionタブでは、 パッケージのバージョンと、 パッケージを一意に特定するための名前を入力します。

Package Maker versionタブ

パッケージの作成

設定が終わったら、「Package Maker」のメニューからパッケージを作成できます。

Package Maker パッケージ作成
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