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rcs-menu.vim : RCS(Revision Control System)管理用メニュー

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時54分
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このスクリプトはvimエディタのメニューバーに、RCS(Revision Control System)管理用の メニューアイテムを追加するスクリプトです。 (Windows, Mac)

概要

rcs-menu.vim : Interface to RCS (Revision Control System)
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=41

このスクリプトはvimエディタのメニューバーに、RCS(Revision Control System)管理用の メニューアイテムを追加するスクリプトです。

RCSメニュー

このスクリプトを使用するには、RCSの実行環境がインストールされていて、 かつ、RCSのコマンドにPATHが通っている必要があります。

インストール方法

スクリプト をダウンロードして、pluginディレクトリにコピーして下さい。

このスクリプトを使用するには、RCSの実行環境がインストールされていて、 かつ、RCSのコマンドにPATHが通っている必要があります。

ファイル URL
RCS http://www.cs.purdue.edu/homes/trinkle/RCS/
rcs-menu.vim http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=41

使用方法

このスクリプトにより、vimエディタのメニューにRCS管理用のメニューが追加されます。

RCSメニュー

Check In

現在のバッファのファイルをRCSにチェックインします。 チェックインを実行すると、チェックインしたバッファは読み取り専用になります。

チェックインすると、次のような画面が表示されます。

RCSメニュー

この画面はRCSのログ入力画面にあたるもので、 最後に「.」のみで終わる行までが、 RCSのログとして使用されます。

RCSメニュー

チェックインしたファイルは、

ファイル名.v

という名前のファイルでバージョンが管理されますが、 そのディレクトリに「RCS」という名前のディレクトリが用意されている場合、 その「RCS」ディレクトリをRCSのバージョン管理ファイルを入れるディレクトリとして 使用します。 (RCSと同様の挙動。)

Check Out

現在のバッファと同名のファイルを読み取り専用でチェックアウトします。 ファイルを編集する場合には、次に説明する「 Check Out (LockedCheck) 」を使用してください。

Check Out (LockedCheck)

編集用にロックをかけて、現在のバッファと同名のファイルをチェックアウトします。 現在開いているバッファは、チェックアウトしたファイルによって置き換えられます。

チェックアウト時に現在開いているバッファが、RCS上のバージョンと違う場合には、 本当にこのファイルをチェックアウトして良いか (変更されたファイルをRCS上のファイルで上書きして良いか)の警告が表示されます。

RCSメニュー

この警告には、

  • 「y」(かまわず上書きする)
  • 「n」(チェックアウトを中止する)

どちらかで回答します。

Revert to Last Version

現在の編集を取り消して、RCS上のバージョンのファイルに 状態を戻します。
取り出したファイルは読み取り専用になります。

Show Difference

現在編集しているバッファと、RCS上のバージョンのファイルとの差分を取り、 それを表示します。

RCSメニュー

Show History

現在開いているバッファの編集の履歴を表示します。

RCSメニュー
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