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manpageview.vim : vimエディタ上でmanページを参照

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月10日 02時05分
— カテゴリ:

manコマンドによるオンラインマニュアルをvimエディタ上で参照するためのプラグインです。 (Mac)

概要

manpageview.vim : man-page viewer plugin utilizes vim (unix/linux only)
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=489

manコマンドによるオンラインマニュアルをvimエディタ上で参照するためのプラグインです。

インストール方法

スクリプト をダウンロードしてから解凍ツールで解凍し、
doc、plugin、syntaxディレクトリ内のファイルをそれぞれ、
ユーザーのvim設定ファイルディレクトリのdoc、plugin、syntaxディレクトリにコピーしてください。

ファイル URL
manpageview.vim.gz http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=489

使用方法

このスクリプトをインストールすると、Manコマンドが追加されます。
このManコマンドを実行するとオンラインマニュアルを参照できます。

Manコマンドの書式は下の4種類です。

:Man マニュアルのトピック名
:Man マニュアルのトピック名 マニュアルのセクション番号
:Man マニュアルのセクション番号 マニュアルのトピック名
:Man マニュアルのトピック名(マニュアルの番号)

Manコマンドの実行例は下のようになります。

:Man cut

オンラインマニュアルを表示している最中は、下の操作方法でオンラインマニュアルを操作できます。 カーソルは通常のvimエディタと同様に動かすことができます。

オンラインマニュアル表示時の操作方法
入力 説明
Ctrl-] カーソル下のマニュアルページに移動します。
Ctrl-T 前のマニュアルページに移動します。
Ctrl-o 「g:manpageview_winopen」オプションが「reuse」に設定されている場合、オンラインマニュアルのウィンドウを閉じて、元のウィンドウの状態を復元することができます。

設定

「g:manpageview_winopen」オプションに特定の値を設定することで、 オンラインマニュアル表示時のウィンドウの挙動を変更できます。

" manpageview_winopenオプション設定例
:let g:manpageview_winopen="reuse"
manpageview_winopenオプションに設定できる値一覧
設定 説明
only 単一のウィンドウでのオンラインマニュアルの表示を行います。ウィンドウを分割している場合でも、他のウィンドウを閉じて1つのウィンドウで表示します。「:quit」でオンラインマニュアルのウィンドウを閉じると、元のウィンドウの状態に復帰します。
hsplit ウィンドウを上下に分割し、新たに開いたウィンドウでオンラインマニュアルの表示を行います。
hsplit= ウィンドウを上下に分割し、新たに開いたウィンドウでオンラインマニュアルの表示を行います。上下のウィンドウの大きさは同じ大きさになります。
vsplit ウィンドウを左右に分割し、新たに開いたウィンドウでオンラインマニュアルの表示を行います。
vsplit= ウィンドウを左右に分割し、新たに開いたウィンドウでオンラインマニュアルの表示を行います。左右のウィンドウの大きさは同じ大きさになります。
reuse 現在のウィンドウでオンラインマニュアルの表示を行います。「only」オプションと違い、ウィンドウを分割している場合に他のウィンドウを閉じることはありません。Ctrl-oで元のウィンドウの状態を復元します。
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