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「:args」コマンドで一度に複数のファイルを開く。

作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時59分

「:edit」コマンドは、一度に1つのファイルしか開くことしかできませんが、 「:args」コマンドを使用すれば、一度のコマンドで複数のファイルを開くことができます。 (Windows, Mac)

概要

「:edit」コマンドは、一度に1つのファイルしか開くことしかできませんが、
「:args」コマンドを使用すれば、一度のコマンドで複数のファイルを開くことができます。

" このコマンドはエラーとなる。
:edit AAA.txt BBB.txt CCC.txt
「:edit」コマンドでは、複数のファイルを指定できない。

↓(しかし、「:args」コマンドであれば、複数のファイルを同時に開ける。)

" 「:args」コマンドなら、複数のファイルを指定できる。
:args AAA.txt BBB.txt CCC.txt
「:args」コマンドなら、複数のファイルを指定できる。

「:args」コマンドの使い方

コマンドの書式

「:args」コマンドのフォーマットは次のようになります。
コマンドの引数に開くファイルを指定します。

:args {ファイル1} {ファイル2} {ファイル3} ...

ワイルドカードと組み合わせて、「:args」コマンドを使う

「:args」コマンドは、ワイルドカードを使用して複数のファイルを開く時でも
(あるいはワイルドカードで複数のファイルにヒットしそうな時でも)、
エラーを起こすことなく、安心して使用できます。

" 拡張子「html」のファイルを開く
:args *.html

" カレント、およびサブディレクトリ以下にある、拡張子「txt」のファイルを開く
:args **/*.txt

Note

**は、カレントディレクトリ、および、サブディレクトリ以下にある
全てのディレクトリにマッチする便利な特殊文字の組み合わせです。

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