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QuickBuf : 軽量バッファマネージャー

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作者: 小見 拓 最終変更 2012年01月08日 11時54分

「qbuf.vim」は、シンプルだが軽快にバッファの操作ができる バッファマネージャの機能を提供するスクリプトです。 他のバッファ管理系のスクリプトと比べると軽量で、 バッファを管理する以外の余計なことは一切しませんが、 必要とされる機能は十分に備えています。 (Windows)

概要

QuickBuf : Very small, clean but quick and POWERFUL buffer manager!
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=1910

「qbuf.vim」は、シンプルだが軽快にバッファの操作ができる
バッファマネージャの機能を提供するスクリプトです。
他のバッファ管理系のスクリプトと比べると軽量で、 バッファを管理する以外の余計なことは一切しませんが、
必要とされる機能は十分に備えています。

「qbuf.vim」スクリプトで一覧を表示

↓(拡大表示)

バッファ一覧の拡大表示

インストール方法

スクリプト をダウンロードして、
pluginディレクトリにコピーしてください。

ファイル URL
qbuf.zip http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=1910

基本的な使い方

基本的な使い方は、

  • バッファの一覧を表示して、 (「<F3>」)
  • カーソルを移動して、 (「j」または「k」)
  • バッファを選択 (「<Enter>」)

という流れになります。

操作方法一覧
操作 説明
j カーソルを下に移動する
k カーソルを上に移動する
<Enter> 選択したバッファを表示する
u バッファをプレビュー表示する
d 選択したバッファをアンロードする。「bdelete」コマンドと同じ。
w 選択したバッファをアンロードする。「bwipeout」コマンドと同じ。
l 押すたびに一覧を「buflisted」「nobuflisted」のリストに切り替える
<ESC> バッファ一覧を閉じる

バッファの一覧を表示

「F4」キーを押すと、 vimエディタで開いているバッファの一覧が表示されます。

バッファ一覧の拡大表示

Note

バッファの一覧を表示するホットキーは、 vimエディタの設定ファイルで「g:qb_hotkey」変数を指定することにより、 任意のキーに変更できます。
例えば「F3」キーでバッファの一覧を表示できるようにするには、 vimエディタの設定ファイルで次のように指定してください。

:let g:qb_hotkey = "<F3>"

バッファの選択

バッファ一覧では「j」「k」キーでカーソルを上下に移動できます。
指定のバッファの上にカーソルを移動するか、バッファの番号を入力して、

  • 「Enter」キーを押すと選択したバッファを開きます。
  • 「u」キーを押すと選択したバッファをプレビュー表示します(バッファ一覧は開いたまま)。

バッファを取り除く

指定のバッファの上にカーソルを移動するか、バッファの番号を入力して、

  • 「d」キーを押すと選択したバッファをアンロードします。「bdelete」コマンドと同じ機能です。
  • 「w」キーを押すと選択したバッファをアンロードします。「bwipeout」コマンドと同じ機能です。

Note

2つの違いがわからない場合は「bdelete」コマンドと同じ機能をもつ 「d」の方を使用した方が良い。

一覧の切り替え

バッファの一覧を開いた状態で「l」キーを押すたびに、 表示する一覧を

  • 「buflisted」のオプションがセットされたバッファ一覧の表示、
  • 「nobuflisted」のオプションがセットされたバッファ一覧の表示、

に切り替えます。
「nobuflisted」のリストは、ヘルプドキュメントなど、
バッファの一覧に通常出てこないようなファイルを見る場合に役に立ちます。

バッファ一覧を閉じる

バッファ一覧を閉じるには「ESC」キーを押してください。

その他の使い方

数字でバッファを選択

バッファの一覧を表示した状態で、

  • 数字の入力 → 「Enter」「u」「d」「w」キー

という方法でも、バッファを選択できます。

" コマンド例
2<Enter>
3u

強制的にファイルを開く、強制的にバッファをアンロードする

強制的にファイルを開く、
強制的にバッファをアンロードするなど、
強制的にコマンドを実行したい場合は「!」を使用します。

" コマンド例
!<Enter>
3!u

注意事項など

Mac OSX用のvimエディタでの動作確認が取れていません。

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