最後に保存してから、どのくらい編集したのかの差分を表示
「DiffOrig」コマンドは編集中のバッファとファイルシステム上のファイルとで、 どの部分が変更されたのかを比較、表示するコマンドです。 このコマンドを使用すると、ファイルを開いてから、あるいは最後にファイルを保存してから、 どれくらいの作業を行ったかの確認ができます。 (Windows, Mac)
概要
:DiffOrig コマンドは編集中のバッファとファイルシステム上のファイルとで、
どの部分が変更されたのかを比較、表示するコマンドです。
このコマンドを使用すると、ファイルを開いてから、あるいは最後にファイルを保存してから、
どれくらいの作業を行ったかの確認ができます。

Note
この :DiffOrig コマンドは「$VIMRUNTIME/vimrc_example.vim」で
最近定義されたコマンドです。
もし、 :DiffOrig コマンドが動作しないようなら、
次の可能性を検証してみてください。
- vimエディタのバージョンが足りていない
- 「$VIMRUNTIME/vimrc_example.vim」を読み込んでいない
:DiffOrig コマンドは「$VIMRUNTIME/vimrc_example.vim」で
次のように定義されているので、
この定義をvimエディタの設定ファイルに追加すれば、
上の状況下でも :DiffOrig コマンドが使用できるようになるかもしれません。
command DiffOrig vert new | set bt=nofile | r # | 0d_ | diffthis | wincmd p | diffthis
「DiffOrig」コマンドの使い方
コマンドの実行
vimエディタでファイルを編集したら、
そのファイルを保存する前に、ノーマルモードで次のコマンドを実行してください。
このコマンドは引数を取らないので :DiffOrig とだけ入力すれば実行できます。
:DiffOrig

注意事項など
その他の操作は、通常のvimエディタ上での操作と変わりません。