2つのテキストファイルの差分をマージする
vimエディタで2つのファイルの差分を表示した後、その差分をマージする方法を紹介します。 コピーアンドペーストでもマージ作業はできますが、この操作は簡単なので覚えておくと役に立ちます。 (Windows, Mac)
概要
vimエディタで2つのファイルの差分を表示した後、その差分をマージする方法を紹介します。
コピーアンドペーストでもマージ作業はできますが、この操作は簡単なので覚えておくと役に立ちます。
Note
2つのファイルの差分の表示方法については、 記事「 2つのファイルの差分を取る 」を参照してください。
差分のマージの仕方
2つのファイルで違いのある場所の表示
記事「 2つのファイルの差分を取る 」を参考に、
ファイルの差分をvimエディタで表示してください。
差分を表示すると、2つのファイルで違いのある部分がハイライトされて表示されます。
この状態は「diffモード」と呼ばれています。
差分のマージ
このdiffモードの状態で、カーソルの位置に、もう一方のファイルの差分を取り込むには、
差分ハイライトされている場所で次のコマンドを入力します。
do
逆に、カーソルの位置の差分を、もう一方のファイルに取り込ませるには、
ノーマルモードで次のコマンドを入力します。
dp
Note
コマンド「do」は「diff obtain」、コマンド「dp」は「diff put」と覚えると良いでしょう。
コマンド「do」「dp」は、ファイルの差分のある場所で実行しないと、
反応しません。
ファイル間で違いのある場所へカーソルを移動する
ファイル間で違いのある場所を下方向に検索して、
そこにカーソルを移動するには次のコマンドを入力してください。
]c
逆に上方向に検索するには次のコマンドを使用します。
[c
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